歯医者に無駄なイケメンはいらない。
虫歯が出来て。
良い歯医者はないかなと。
夫に勧められた歯医者に行ってみた。
なんでも県外からも来るらしい歯医者。
痛くないよって夫は言っていた。
歯医者に行って席に通されやって来た先生はたぶんイケメン(マスクしてるから全貌は分からぬ)若め。
自分がイケてるってのも分かってる風貌。
私はまだ、まだ若い方なので。
やだなぁ~若い先生やだなぁ~そんでもってちょっとイケメンやだなぁ~。
と思ってた。
口の中見られるのが嫌っていうのもあったけれど。
なんか嫌な予感もした。
おじさんかおじいちゃんかおネェちゃんが良いわぁ。
なんて思いながら先生に歯を見せ、説明を聞き治療が始まる。
あ~やっぱりやだ。
若さ故の?イケメン故の?なんかせっかちでせかせか落ち着かない。
もっとゆったり接して欲しい。
ここの治療方針はなるべく神経を残して歯を守る!的なやつで。
死ぬほど痛みがある私の歯の神経を残しますか?とか聞いてくる。
いや、取ってください!って私も言えばいいけど、残した方が~!って力説されると、じゃあお願いします…っていっちゃう。
死ぬほど痛いんだけど。
結果残すことになって、埋めた後、院長先生が私の歯を見て、風を送って、凍みますか?と聞くから凍みますと言うと、研修に来てたらしいどっかの歯医者に、これですよ!神経を残して神経が残ってたらうんたらかんたら~と自慢してた。
なに自慢してんだ。
私は凍みるといってんだ!
そんでいざ全部削るとなった日。
私の神経は死んでいた。
いくら風を送られても削られても全く痛みを感じない。
残したはずの神経が勝手に死んじゃっててイケメンマスクは焦ってイライラしていた。
私は分かってるぞ!
こんな状態の歯の神経を残して俺たちの理想の歯の治療が出来た!と院長も自分も自慢してたはずなのに、神経勝手に死んでちゃってなんだお前の歯!裏切りやがって!ってなったんだろ!
限界だったんだよ!私の歯。
神経生かしてる場合じゃねぇって体が殺したんだよ。
とりあえずこの歯の治療が終わったからばっくれました。
他の歯医者行こ。
てか治してもらった筈なのに歯茎が腫れとる~。
歯医者に早く行けば良かったって話。
そうかな?